超オススメ!「365日季語手帖」俳句初心者の方へ!
先日、久しぶりに近所のブックオフに行きました。最近、俳句に興味が出てきたので、歳時記がないかなあと思って、俳句のコーナーを覗いてみました。そこでこんな本を見つけました。
「2019版夏井いつきの書き込める365日季語手帖」
2019版とありますので、どうやら毎年発行されているみたいです。
読んでみると、これは俳句を勉強するのに、なかなか便利な本だと分かってきました。
では、この「365日季語手帖」について紹介していきます。
夏井いつきの365日季語手帖は、俳人の夏井いつきが監修する人気の俳句学習ツールです。この手帖は毎年新しい版が発行され、2024年版が最新となっています。
主な特徴 ~季語の学び・名句の鑑賞・作句練習~
365日分の季語が収録されており、毎日1つずつ季語を学ぶことができます。
各季語には名句が添えられており、季語の使い方や俳句の鑑賞ができます。
手帖には書き込みスペースがあり、学んだ季語を使って自分で俳句を作る練習ができます。
365日分のその時期に合った季語が載っていますので、言葉の学習になりますし、それぞれの季語を知ることで、人生がちょっぴり豊かになるような感覚になります。
そして、書き込みスペースがあることで、受け身でなく能動的に俳句に向き合うことができるんです。
使い方と特典 ~作句・投句・作品掲載!~
一週間に一句のペースで俳句を作る習慣をつけることができるよう設計されています。
作った俳句をはがきで投句することができます。
投句された俳句の中から優秀作品が選ばれ、次年度版の本誌に掲載されるチャンスがあります。
なんと俳句を作るだけでなく、はがきで投句することで、次年度の「365日季語手帖」に自分の俳句が載るかもしれないんですね。なんか夢がふくらみます。
そして、一週間に一句ということは、季語が七つあるわけですので、自分に合った季語を選ぶことができますよね。
内容と構成 ~365の季語~
手帖は月ごとに章立てされており、1月から12月までの季語が収録されています。
監修者について ~夏井いつき さん~
夏井いつきさんのことは俳句に興味を持った方ならもちろん、ほとんどの方がご存じなのではないでしょうか。
夏井いつきさんは1957年生まれの俳人で、元中学校国語教諭です。
「俳句甲子園」の創設に関わるなど、俳句の普及と教育に力を入れていらっしゃいます。テレビ番組「プレバト!!」への出演でも知られており、2015年からは俳都松山大使を務められています。
まとめ 実用的で楽しい俳句学習ツール
この季語手帖は2017年版から毎年発行されており、長年にわたって愛用されています。特に、テレビ番組「プレバト!!」の影響もあり、俳句初心者から熱心な愛好家まで幅広い層に支持されています。
2024年版では、プレバトでおなじみの、俳優の梅沢富美男さんが帯文を執筆していて、「僕の老後は俳句と出会ってカラフルになりました」というコメントが添えられています。
この365日季語手帖は、日々の生活に俳句を取り入れたい人や、季語の知識を深めたい人にとって、実用的で楽しい俳句学習ツールといえるでしょう。
実際に使ってみたのですが、週に一句作っていくだけでも、1年間の自分の行動や考え、感動の記録になっていきます。しかも、それが俳句で! 日記は続かないのですが、今のところとてもハマっています。
12月には「365日季語手帖」の最新刊を買う予定です!