先日、図書館で借りた俳句の入門書が、とても分かりやすかったので紹介します。
書籍名:「五七五で毎日が変わる! 俳句入門」
監修:堀本裕樹(俳人)
出版:毎日新聞出版
登場人物
水菜さん:少しおっとりしているが前向きな女性(俳句初心者)
堀本先生:俳人の先生
稲棒さん:穏やかで優しく繊細な男性(俳句歴2年)
日雀さん:あっけらかんとした明るい女性(俳句歴1年)
のっぺさん:おちゃめな気のいいおじさん(俳句歴8年)
楪さん:鋭い観察眼を持ったお姉さん的存在(俳句歴9年)
特徴(その1)マンガで吟行を追体験!
吟行とは、俳句を詠むための旅や散策のことです。
いろいろな場所を訪れて、そこで出会った植物や動物や人やできごとから感じ取ったことをもとに俳句をつくることです。
この本ではメンバーの5名が吟行する様子が、親しみやすいマンガで描かれています。
特徴(その2)わかりやすい添削で推敲力UP!
俳句をつくったら、自分で推敲することが大切です。
でも、初心者では、その推敲のポイントがわかりません。
そこで、吟行でメンバーが詠んだ俳句を、堀本先生が添削していきます。
特徴(その3)俳句の技法をスッキリ整理!
俳句には、いろいろな技法があります。
五七五の定型のリズム、季語、切字・・・
そんな基本的な技法について、堀本先生の添削の中で解説されます。
最後に
マンガを読むだけでも、吟行して俳句を作りたくなりますよ。
ちなみに、マンガでは次のような場所に吟行に行きます。
公園・神社・お城・海・川・庭園・山・酉の市・街中・お正月(集まって句会)・梅園
俳句初心者の方、ぜひ読んでみてください!
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