柔道男子81キロ級 永瀬貴規 五輪連覇達成!この階級五輪史上初の快挙、日本柔道3個目の金メダル【パリ五輪】
永瀬貴規選手がパリオリンピックで柔道男子81キロ級において、見事に金メダルを獲得し、オリンピック連覇を達成しました。
この階級でのオリンピック連覇は史上初の快挙であり、日本柔道界にとっても大きな功績です。
圧倒的な強さでの連覇
永瀬選手は、準決勝と決勝で圧倒的な強さを見せました。
準決勝ではイタリアのA.エスポジト選手を相手に、開始1分15秒で支釣込腰で技ありを奪い、その後の抑え込みで一本勝ちを収めました。
決勝では世界選手権3連覇中のジョージアのT.グリガラシビリ選手を相手に、小外刈で技ありを奪い、その後も小外刈で一本を奪い、見事な勝利を収めました。
試合結果の詳細
永瀬選手のパリ五輪での試合結果は以下の通りです。
2回戦:一本勝ち A.アプラミアン(ウルグアイ)
3回戦:技あり(ゴールデンスコア) V.アルバイラク(トルコ)
準々決勝:技あり(ゴールデンスコア) M.カッセ(ベルギー)
準決勝:一本勝ち A.エスポジト(イタリア)
決勝:一本勝ち T.グリガラシビリ(ジョージア)
日本柔道界の歴史的快挙
永瀬選手は、2004年アテネオリンピックの野村忠宏選手以来、日本男子史上2人目の3大会連続メダリストとなりました。
さらに、パリ五輪では女子48キロ級の角田夏実選手、男子66キロ級の阿部一二三選手に次いで、日本柔道界にとって3つ目の金メダルをもたらしました。
永瀬選手のコメント
試合後、永瀬選手は
「まだ信じられないんですけど、ここまでやってきて間違ってなかったなと思います」
と喜びをかみしめ、
「本当にもうずっと勝てない時期続いて本当につらい日々だったんですけど、周りの人に支えられてここまでこれたので本当にたくさんの人に感謝したいなと思います」
と述べました。
まとめ
永瀬貴規選手のパリオリンピックでの連覇は、柔道男子81キロ級での史上初の快挙であり、日本柔道界にとっても大きな功績です。
彼の圧倒的な強さと冷静な試合運びは、多くのファンに感動を与えました。永瀬選手、おめでとうございます!