最新!バズり音楽まとめ情報チャンネル

最新の音楽に関する情報のまとめサイトです。 話題のJ-POPやK-POP、C-POP洋楽などの音楽情報 ジャニーズや乃木坂などの推しのミュージシャンの気になる情報 映画やドラマの主題歌、ライブ情報、DVD発売日やMV解禁などいち早くお届けします! また、季節やシチュエーションに合う楽曲やランキングも クスッと笑える歌、ネタ歌や替え歌、 空耳な歌詞で疲れた日々にちょっとリラックスをどうぞ

バズってる話題の音楽をいち早くお届け
注目ミュージシャンのニュース、ライブ情報、新曲リリース、ドラマ、アニメ、映画の主題歌、挿入歌など
歌、音楽、BGMに関するトレンド情報のまとめサイトになります。
また、おもしろい音、歌、音源、BGM、空耳などのクスッと笑えるような音楽も合わせてブログに投稿します。

NHK俳句

GZKF5hPbUAAZtx9
【出典:X】
目からウロコ!この方法があった!NHK俳句「類想から抜け出す」その2


みなさん、俳句を作っていて一番苦労するのは、類想から脱却することですよね。せっかく、「できた!」と思っても、意外とあるあるの凡作の場合が多いものです。


そこで、今回のNHK俳句(R6.10.6)では、俳人の堀田季何さんが、「類想から抜け出す」コツを伝授されました。


ということで、その2です。その1も合わせてお読みください。


その1の練習問題の類想句を、司会の柴田英嗣さん(アンタッチャブル)と俳優の庄司浩平さんは、どのように改善したのでしょうか。(赤文字の部分は堀田先生の評価です。)


類想句


  1. 松茸や一番小さいものを買う

  2. 松茸や薄く切って皆で分け

  3. 松茸や昔実家の裏山に

  4. 松茸や香り楽しみ歩み去る


柴田さんの推敲句


  1. 松茸やひとつを薄く皆で分け
    脱ボンまであと一歩

  2. 松茸やしめじの様なものを買う
    半ボン


庄司さんの推敲句


  1. 松茸や山の香りをスーパーで
    脱ボンまであと一歩

  2. 松茸や友と手で割き持ち帰る
    半ボン


推敲のポイントは


  • 細部を描くことで具体的にする

  • 映像的にする


です。


みなさんどうでしたか?


類想句と比べてみると、確かに具体的で、映像として想像できますよね。


では、もう一つのポイントです。


視点を変えてみる


類想句の例


  1. 島中の熊蝉鳴けり朝より

  2. 一斉に片手の上がる踊かな


1も2も、ついつい作ってしまいがちな句ですねー。

でも、よく考えると何か当たり前です。


実は、この二つの句も堀田先生が、類想句に改悪した俳句です。


元の句を見てみましょう。


元の句


  1. 島すべて熊蝉や朝より
    小澤 實

  2. のんびりと片手の上がる踊かな
    西村麒麟


どうでしょうか。類想句も元の句も同じ情景ですが、「これはまるで熊蝉が領主ではないか?」という見方で詠んだり、手の動きに焦点を絞って「のんびりと」と表現したりすることで、オリジナリティが感じられます。


つまり、


  • 視点を変えてみる


というのがもう一つのポイントです。


それにしても、たった一つの言葉で・・・俳句っておもしろいですね!


さて、ということは・・・

まとめ まず類想句を作って、そこから脱ボンする


  1. とりあえず句を作ってみる

  2. 細部を具体的に直してみる


という流れで少しは類想から離れた俳句が作れそうな気がしてきました。



堀田先生、柴田さん、庄司さん、ありがとうございました。


NhkhZkUH
【出典:X】
目からウロコ!この方法があった!NHK俳句「類想から抜け出す」その1


みなさん、俳句を作っていて一番苦労するのは、類想から脱却することですよね。せっかく、「できた!」と思っても、意外とあるあるの凡作の場合が多いものです。


そこで、今回のNHK俳句(R6.10.6)では、俳人の堀田季何さんが、「類想から抜け出す」コツを伝授されました。


今回はその前半です。最後に練習問題があるので、ぜひチャレンジしてみましょう。


類想句の特徴


まず、類想句の特徴です。一つ目は・・・


漠然としている


  • 景色が見えてこない

  • パッとしない

  • そのまんま

  • 映像が浮かんでこない


例えば・・・


八月の平和祈れり恋人と

ナイターの試合白熱汗握る


類想句を脱ボン句へ


梅雨じめりいつも躰の重きこと


実はこれ、堀田先生が、ある有名な俳人の句をお借りして改悪したものです。

  • 梅雨時、体が重い

  • いつも

梅雨時、体が重いのは当たり前ですし、「いつも」といわれても漠然としています。

さて、本来の句は・・・


梅雨じめり二の腕いよよ重きこと

宇多喜代子


「二の腕」にオリジナリティがありますし、「いよよ」でついに最後に・・・と時間が明示されています。


キーワードは細部を具体化するということです。


やってみよう! 練習問題


では、練習問題です。


堀田先生が、秋の季語「松茸」を使って、類想句を作ってくださいました。


類想句の例


  1. 松茸や一番小さいものを買う

  2. 松茸や薄く切って皆で分け

  3. 松茸や昔実家の裏山に

  4. 松茸や香り楽しみ歩み去る


どれも漠然としていますね。


これを、具体的にして脱ボンしてみましょう。


番組では、司会の柴田英嗣さん(アンタッチャブル)と俳優の庄司浩平さんが、この問題にチャレンジしました。


その内容と類想句の特徴の二つ目は、その2で紹介します。


では、類想の四句を改善してみましょう!


usUsWqXP
【出典:X】
NHK俳句(9月1日)

兼題「桃」

初秋の季語 桃の「実」のことを指す。

選者:堀田季何

類想を避けるのは「桃」では難しい。

「甘い」「色が変わりやすい」「桃をむく」「汚れやすい」「香りがいい」「病気の人が食べる」・・・

そういった類想そのものから具体的にしていく、深めていくことが必要。


特選

傷むとは透き通ること桃啜る

滋賀県栗東町 蜘蛛野 澄香


医師去つて臨終の部屋桃匂ふ

神奈川県小田原市 陌間 みどり


桃の皮くの字にむけるろの字にも

埼玉県川口市 糸川 ラッコ


桃剝けば躊躇ひ傷のごときもの

茨城県日立市 小圷 秀樹


鍬胼胝はわれの勲章桃すする

福島県西郷村 黒澤 正行


台無しに剝いて私の桃となり

北海道旭川市 八田 昌代



いかがでしょうか。


類想をいかに独自のものにしていくか、という視点で勉強になりますね。


みなさん、どの句が好きですか。


個人的には


傷むとは透き通ること桃啜る


が好きです。


「傷む」=「透き通る」という表現が、自分になかった、というか生まれそうになかった捉え方なのです。


もっとしなやかな見方ができるようになりたいと思いました。


今週も、勉強になりました。


次回、9月8日の兼題は「虫」です。


ぜひ、一句詠んでみましょう。


usUsWqXP

【出典:X】
HK俳句(9月1日)のまとめ

NHK俳句、第一週の年間テーマは「俳句の凝りをほぐします」

今日のテーマは「整理整頓


司会

柴田英嗣(アンタッチャブル):司会

出演者

堀田季何(俳人):選者

庄司浩平(俳優・モデル)

俳句における「整理整頓」って?

俳句は意味が明確に伝わることが大切!


意味が明確に伝わるためには「言葉の置き方」がきちんとしていること。


いろいろ考えているうちに、「言葉の置き方」がバラバラになってしまいがち。


そこで、言葉を整理整頓して、意味の分かりやすい句にしていきましょう。

俳句における「整理整頓」の3つのポイント

1 三段切れ

三段切れとは
句が 五 七 五 でそれぞれ切れている句

俳句では避けたほうがよいとされている。


春待や色麩がふたつおかめそば


この句の場合、で三つに切れているため、上五・中七・下五のどれを一番言いたいのか分からない。


解消するためにはふたつのフレーズにすれば良い。


春待や色麩がふたつおかめそば


春待や色麩がふたつのおかめそば

小川軽舟


もう一例


電話切る/相手の後に/春惜しむ


惜春や/相手が切って電話切る


惜春や相手が切って電話切る

小川軽舟


三段切れ解消のポイント

①一句の中を一つか二つのフレーズにする。

②語順を変えてもいい

2 語順


アジアめく雨南瓜煮る大阪に


このままでは意味が分かりにくいのですが、語順を変えると


大阪にアジアめく雨南瓜煮る

小川軽舟


と分かりやすくなりました。


語順のポイント

作りながら色々な語順を試す。


では、語順並べ替えクイズです。


泥になる泥に降る雪うつくしや


泥/になる/泥/に/降る/雪/うつくしや


/で切れていますので、意味が分かりやすくなるように並べ替えて、名句を再現してみましょう。


答えは最後!

3 山本山

上から読んでも下から読んでも山本山


山本山とは

上五と下五が名詞で中七がどちらにかかっているか分かりにくい句


水平線永遠に清しき夏の航


この句は一見いい感じですが、「永遠に清しき」が「水平線」にかかるのか、「夏の航」にかかるのか分かりません。両方にかかっているようでお得ではないかと思われますが、俳句の世界では明快にどっちをさしているか言いたいと思います。


ではどうするか?


「清しき」は連体形で「夏」または「夏の航」にかかってしまいます。

そこで「新し」という終止形にします。これで、意味が切れます。


水平線永遠に新し夏の航

小川軽舟


ではもう一例。


アーチ橋真下に見ゆる登山道


真下に見えるのは「アーチ橋」なのか「登山道」なのかわかりません。


どうするか?


字余りを恐れず助詞を入れましょう。


アーチ橋( )真下に見ゆる登山道


①と②それぞれの意味になるように、( )に次の助詞のどれかを入れてみましょう。


【助詞】から・より・に・へ・が・の・や・も


①真下に見えるのが「アーチ橋」

アーチ橋()真下に見ゆる登山道


「から」「より」 でもよい。


②真下に見えるのが「登山道」

アーチ橋()真下に見ゆる登山道

まとめ

整理整頓のポイント

声に出して読んでみること


俳句を作っていると、ついつい考えすぎて、分かりにくくなってしまいがちです。


言葉の整理整頓を意識して、分かりやすい俳句を心がけましょう。


そういえば、8月28日のプレバト俳句。小中学生の俳句はとても分かりやすい作品ばかりでした。見習いたいですね。→コチラ


最後に、クイズの答えです。


泥に振る雪うつくしや泥になる

小川軽


勉強になりました。


スクリーンショット 2024-08-18 220002
【出典:X】
NHK俳句(8月18日)

兼題「西瓜」

選者:木暮陶句郎

特選

西瓜食む島の新築現場かな

島根県西ノ島町 川上茂


決断の速い姉より西瓜とる

大阪府羽曳野市 玉家屋


父植ゑし西瓜よ父へ供へたる

神奈川県横浜市 井出浩堂


西瓜すきママがすき兄ちゃんきらい

東京都足立区 門未知子


ぢいちやんのとなりがいいと西瓜食ふ

東京都三鷹市 北清水麻衣子


叩いても分からぬままに買う西瓜

秋田市 佐々木康二


特選三席


【三席】

メロンより西瓜の好きな妻が好き

神奈川県茅ヶ崎市 塚本治彦


【二席】

抑留の叔父は西瓜のたびに泣く

千葉県柏市 原田香伯


【一席】

一度だけすいかどろぼうやりました

神奈川県川崎市 丸田征男



いかがでしょうか。


なんか、それぞれにドラマがありますね。


みなさん、どの句が好きですか。


個人的には


西瓜すきママがすき兄ちゃんきらい


が好きです。


「すき」「すき」「きらい」の流れから状況を想像させるのがおもしろいですね。


さらに、そのユーモアが、「兄ちゃんきらい」と言っているにも関わらず、楽しそうな家族だなと思わせる。


大人になった子どもたちにプレゼントできそうな句だと思います。


そんなところがたった十七音で表現できる。むしろ十七音の定型だからできる。


俳句のすごさだと思います。


毎週、勉強になります。


次回、8月25日の兼題は「秋風」です。


ぜひ、一句詠んでみましょう。


NHKhaiku0811

【出典:X】

速報! NHK俳句(8月12日)
兼題「天の川」

NHK俳句の特選句紹介です。

選者:西山睦

特選

銀漢や十勝平野の地平線

京都府八幡市 中野富子


島医者としての生涯天の川

神奈川県芧ヶ市 清水呑舟


名を忘れ母は軽やか天の川

千葉県横芝光町 水須ゆき子


天文部のラーメン係天の川

埼玉県川口市 清正風葉


天の川跨ぎ切つたる成田発

茨城県美浦村 杉山滿


九合目ひとつ伸びして天の川

北海道札幌市 近藤由香子


特選三席


【三席】

息づかひ隣に聞いて天の川

東京都練馬区 小林文隆


【二席】

三線に酔うて大の字天の川

神奈川県横浜市 花瀬玲


【一席】

真珠貝眠る入江よ銀河濃し

愛知県名古屋市 島田順子



いかがでしょうか。


それぞれ、素晴らしいですね。


みな、どの俳句が好きですか。


個人的には


名を忘れ母は軽やか天の川


が好きです。


親が認知症になって、自分や子どもの名前を忘れるのは、悲しいことかと思います。


でも、その状態のお母さんを「軽やか」ととらえ、たぶん自分も「軽やか」に、お母さんに接している。


素敵だと思います。


夏井いつき先生の「俳句は人生の杖になる」という言葉を思い出します。


毎週、勉強になります。


次回、8月18日の兼題は「西瓜」です。


ぜひ、一句詠んでみましょう。


NHKhaiku0811

【出典:X】
2024年8月11日に放送されるNHK俳句、題は「天の川」です。

ゴシックや明朝などの文字デザインと俳句の共通点!


司会は柴田英嗣さん、選者は西山睦さん、ゲストとして俳人で書体デザイナーの木内縉太(きのうち しんた)さんが出演します。


番組では、ゴシックや明朝などの文字デザインと俳句の共通点について語られ、文字から声が聞こえるというテーマが取り上げられる予定です。


さて、ゲストの木内縉太さんとはどんな人なんでしょうか。


木内 縉太さんとはどんな人?


木内 縉太さんは、日本の俳人であり、タイプフェイスデザイナーとしても活動しています。


彼は澤俳句会の同人であり、俳人協会の会員でもあります。


第8回澤特別作品賞準賞、第22回澤新人賞、第6回俳人協会新鋭俳句賞準賞を受賞しています。


作品には、「浮上して」や「巻貝の夢」などがあります。


木内縉太さんの作品の特徴は?


木内縉太さんの俳句は、日常の中にある風景や感情を繊細に捉え、独特の視点で表現したものが多いです。


例えば、「脳内闘魚」という連作では、心の中に想像上の闘魚を飼うというユニークな発想を通じて、自身の内面世界を描いています。


この作品では、言葉が餌となり降り注ぐ闘魚や、夜の静寂の中で闘魚を頼りにする様子などが描かれ、内省的なテーマが浮かび上がります。


また、彼の句「浮世絵に包む伊万里や春の雪」では、浮世絵と伊万里焼を通じて、日本の伝統美と季節感を表現しています。


この句は、浮世絵に包まれた伊万里焼の情緒や、春の雪の儚さを感じさせる作品です。


また、自然や日常生活の中に潜む詩的な要素を巧みに取り入れたものも多く見られます。


さらに、「春の夢さめて花瓶の水捨つる」や「皿舐むる子猫やミルク尽きてなほ」といった句では、日常の一瞬を捉えた描写が特徴的で、読者に親しみやすい印象を与えます。


そんな木内縉太さんが、ゲスト出演する次回のNHK俳句、楽しみですね。

このページのトップヘ